おすそわけのある暮らし集う、つながる、新所 おすそわけのある暮らし集う、つながる、新所

農業・農家青空市
「おすそわけ文化」を伝える小さな
ファーマーズマーケット
農業・農家青空市
浜名湖の雄大なパノラマビューが圧巻な新所。すご北側にある丘陸には農地が広がり、野菜や花卉の栽培が行われています。かつて半漁半農としてとして栄えていましたが、現在では兼業農家がほとんどで、週末を利用して自宅で使う分の野菜などを育てています。初夏にはじゃがいもや玉ねぎ、夏になるとキュウリやトマト、秋には落花生やレタス、冬は大根、白菜、キャベツなど、一年を通じて様々な野菜を収穫できる豊かな土地。野菜は一度にたくさん採れるから、自然と「おすそわけする文化」が育まれていきました。おすそわけというと、本来は余分なものを目下の人に分け与える意味ですが、新所ではお福わけ、ギフトのような意味合いが近いかもしれません。
「おすそわけ文化」を伝える小さなファーマーズマーケット
「おすそわけ文化」を伝える小さなファーマーズマーケット
「みんなの野菜を集めたマーケットしたいね」と、これまで何度か話題はあがったものの、お年寄りにとって野菜を集め、イベントを運営するのは敷居が高く、実行に移すまでにはいきませんでした。そこで声をあげたのが、自身も農家であり、「コ・ファーミング新所」代表の夏目さんでした。
「おすそわけ文化」を伝える小さなファーマーズマーケット
「おすそわけ文化」を伝える小さなファーマーズマーケット
毎月一回、新所の人が
「青空市」に集う
準備期間を経て、2017年5月、遂に青空市がスタート。新所幼稚園前にある区民広場を会場に、月1、2回のペースで開催しています。夏目さんが農家さんを1軒1軒訪ね、その時期に採れた新鮮な旬の野菜を集めます。軽トラの荷台、テーブルに野菜や果物を並べ、小さな販売所が完成。まちのスーパーよりも手頃な価格で販売する野菜は、あっという間に完売。買いに来るのは、近所のお年寄りが多いけれど、「これは〇〇さんが作った野菜だ」「これは煮物にしたらおいしい」など、買い物をきっかけに、おしゃべりを楽しんでいるようです。新所で作った野菜を、新所の人が買い、食べる。これぞ超ローカルな地産地消スタイル。
「地方都市でもあまり見なくなった『おすそわけ』が濃く残る新所。青空市を通じて、その文化をもう一度再生させたいんです。」と語る夏目さん。今は地元のお年寄り中心の青空市ですが、世代やエリアを超えた人が集まることによって、より豊かな地域コミュニティーの場として育って欲しいと考えています。単なる野菜の販売ではなく、生産者と買い手をつなぎ、新所で暮らす人たちが気軽に集える場所を作る。青空市の活動はまだ始まったばかりです。
青空市
毎月1、2回開催
湖西市新所2820 新所幼稚園前 区民広場
※日にちは区民広場に掲示する看板、ホームページで告知